「いらないこと」を徹底的に書かない

プロフィール文を作成する上で最も大切なのは、「いらないことを書かない」ことです。
間口を広く、多くの人に良い印象を持ってもらうために、以下の項目は徹底的に排除しましょう。
・性的な話題や下ネタ:遊び目的と見なされ、敬遠されます。
・元カノや家族の話:ネガティブな印象を与えたり、詮索好きな人と思われたりします。
・言い訳がましい記述:「あまりアプリに慣れてなくて…」のような文章は、自信がないように見えてしまいます。
・初心ぶるアピール:不自然な「初心者です」アピールは、かえって怪しい印象を与えかねません。
逆に、「平日の日中も動ける」など、具体的なスケジュールが書ける場合は、積極的に記載しましょう。エリアや年齢の次に、会えるかどうかが重要視されるからです。
プロフィールの名前は本名っぽくすること
あなたが女性だとしたら、以下のどの男性と会いたいですか?
A S.T
B タナカ
C 田中慎一郎
おそらくCの「田中慎一郎」さんではないでしょうか。なぜなら、Cの男性が最も多くの情報を開示しているからです。私たちは本能的に、情報を多く開示している人に好意を抱き、信頼を寄せます。一方で、偽名を使ったり、顔を隠したりする人には、何かやましいことがあるのでは?と警戒心を抱いてしまうものです。
実際に、マッチングアプリでは、AとCではアポ率が5~7倍も違うというデータもあります。実名やフルネームを公開することには抵抗があるかもしれませんが、その一歩が信頼を築き、出会いのチャンスを大きく広げることにつながります。
キャラクター設定と文章のバランス

プロフィール文を書く前に、自分自身のキャラクターをしっかりと設定しておきましょう。
・人物像の整理:元カノとの付き合い期間、仕事内容、休日の過ごし方など、自分の中で人物像を固めておくと、文章に一貫性が生まれます。
・「いいように言うと…」と「これはわざわざ言わなくてもいいか…」を交互に考えながら、文章を練り上げていきましょう。
プロフィール文は、スクロールしないと読みきれないほど文字数が多いと敬遠され、逆に数行だけだと情報が少なすぎて怖がられてしまいます。
ほどよい文章量を心がけましょう。
・趣味は浅く広く:趣味を詳しく書きすぎると、一部の人にしか刺さりません。例えば「旅行が好きです」のように無難に書いておくことで、間口を広げることができます。
・ネガティブな言葉は避ける:「こんな人はごめんなさい」といった排除的な言葉や、愚痴と取られかねない内容は書かないようにしましょう。
無難な文章で好印象を狙う

プロフィール文の冒頭は、無難で誠実な印象を与えるものがおすすめです。
【無難な導入の例】
「素敵な出会いがあればと、登録いたしました。まずは日々のやり取りから、お互いのことをよく知り、仲良くなれる方がいたらいいなと思っています。」
「真剣な出会いを求めて登録しました。お互いの価値観を大切にしながら、ゆっくりと関係を築いていける方と出会えたら嬉しいです。」
「休日はカフェ巡りや散歩をすることが多いです。一緒にいて居心地の良い、穏やかな時間を過ごせる方と巡り会えたらいいなと思っています。」
「少し緊張していますが、良いご縁があればと思っています。同じように、焦らずにじっくりと相手を見つけたいと考えている方と出会いたいです。」
このように、相手に安心感を与えるような文章から始めることで、好感度を高めることができます。
定期的な見直し

プロフィール文は、何度か修正を加えていくことで、より良いものになっていきます。ただし、頻繁に修正しすぎると、マッチングした人に不信感を抱かせることもあるため、期間を空けて見直しましょう。
写真があなたを「見つけてもらう」ためのフックだとすれば、プロフィール文は「会ってみたい」と思わせるための大切なツールです。減点法で考え、丁寧な文章作りを心がけてみてください。

40代フツメンがマッチングアプリで勝つ方法【第3回:メッセージ編】
https://reiwa-match.com/articles/290〜ブロックされないための心得とテクニック〜 前回は、減点法で考えるプロフィール文について解説しました。今回は、いよいよマッチング後のメッセージのやりとりについてです。 この段階で一番大切なのは、とにかくブロックされないこと。不用意な発言で、せっかく繋がったご縁を台無しにしないよう、心構えとNG行動をしっかりと頭に入れておきましょう。
はじめまして
令和の時代に舞い戻った、昭和生まれのフツメンです。身長は173cm、年収は800万円。趣味は「美術展ナビ」で安くておしゃれなデートスポットを探すことと、ホテルの予約サイトを眺めることです。
長年連れ添った妻には、最近「あなたのことはもう空気だと思ってる」と言われました。褒め言葉だと受け止めていますが、たまには酸素として認識されたいな、と思い、ここにたどり着きました。
仕事は広告関連のディレクターをしています。日々、どうすれば人の心を動かせるか考えています。そのノウハウを、このアプリでも活かせたらいいなと思っています。
ここまで読んでくださったあなたは、きっと「いいね」ボタンを押してくれる心の広い方だと信じています。
どうぞよろしくお願いいたします。