2つのメッセージタイプを理解する

メッセージのやりとりには、大きく分けて2つのタイプがあります。
・長文熟考型:手紙のように、じっくりと内容を考えてから長文を送るタイプ。年齢層の高い女性に多い印象です。
・LINEっぽいラリー重視型:会話のようにテンポよく短文を送り合うタイプ。返信に時間を割ける人、ある程度のコミュニケーション能力がある人に向いています。
どちらのタイプかは、やりとりを始めてみないと分かりません。相手のペースに合わせて対応を変えることが重要です。
メッセージの初期段階で気をつけること

マッチング直後のメッセージは、あなたの印象を決める重要な瞬間です。
・最初の挨拶+α:挨拶だけでは、他の多くのメッセージに埋もれてしまいます。プロフィールを読んだことを伝え、「〜なところが素敵ですね」といった簡単な褒め言葉を添えましょう。
「はじめまして!〇〇です。プロフィール拝見しました。写真のキャンプ、すごく本格的で素敵ですね!僕も最近始めたいと思っていて…おすすめの場所とかありますか?」
「マッチングありがとうございます!〇〇さんのプロフィール写真、すごく楽しそうで惹かれました。音楽がお好きなんですね!最近はどんなアーティストの曲を聴きますか?」
「こんにちは、マッチングありがとうございます!プロフィールを拝見して、旅行好きというところに惹かれました。特に〇〇(写真に写っている場所)の写真が綺麗ですね!旅行で一番印象に残っている場所はどこですか?」
・返しやすい質問を投げる:相手が答えやすい質問をすることで、会話をスタートさせましょう。最初はそれくらいしかできることはありません。
「はじめまして、〇〇と申します。マッチングありがとうございます!〇〇さんとお話してみたいと思い、メッセージさせていただきました。お休みの日は何をされていますか?」
「こんにちは、〇〇です。マッチングありがとうございます。ご縁があればと思いメッセージしました。お仕事終わりにお疲れのところ恐縮ですが、今日はお休みでしたか?」
「マッチングありがとうございます!〇〇です。プロフィール拝見しました。〇〇さんの穏やかな雰囲気に惹かれました。差し支えなければ、お住まいはどのあたりになりますか?」
・即ブロのリスクを減らす:最初からタメ口や馴れ馴れしい態度はNG。紳士的で常識的な入り方を心がけましょう。
会話を継続させるテクニック

一度返信が来たら、いかに会話を続けさせるかが勝負です。
・返信は素早く:返信速度は大きなアドバンテージになります。できるだけ早く返信することで、他のライバルよりも会話の優先権を得ることができます。
・ポジティブな返信と質問:返信はポジティブな内容を心がけ、文末は必ず質問で締め、ボールを相手に返すように意識しましょう。
・砕けた表現は相手に合わせる:タメ口や砕けた表現は、相手が使ってくるまで待ちましょう。相手がタメ口になってくれたら、それは脈ありの可能性。相手のペースに合わせて、少しずつ距離を縮めていきましょう。
メッセージは「火を絶やさない」イメージで

メッセージのやりとりは、まるでトークの火力でやかんに火をかけているようなものです。火力が弱かったり、火が消えてしまったりすると、すぐに冷めてしまいます。
相手はあなた以外にもたくさんの候補がいるということを忘れてはいけません。どんなにあなたが完璧な対応をしても、相手がなんとなく気乗りしなければ、会話は終わってしまいます。
イケメンやハイスペックではない我々が勝つためには、メッセージのやりとりを丁寧に進め、**「この人となら話していて楽しい」**と思わせることが何よりも重要です。

40代フツメンがマッチングアプリで勝つ方法【第4回:メッセージ編・実践】
https://reiwa-match.com/articles/291〜アポ獲得は「頻度」と「共感」が鍵〜 前回は、メッセージのやりとりにおける基本原則を解説しました。今回は、いかにしてアポ獲得までつなげるか、具体的なメッセージ術について深掘りしていきます。
はじめまして
令和の時代に舞い戻った、昭和生まれのフツメンです。身長は173cm、年収は800万円。趣味は「美術展ナビ」で安くておしゃれなデートスポットを探すことと、ホテルの予約サイトを眺めることです。
長年連れ添った妻には、最近「あなたのことはもう空気だと思ってる」と言われました。褒め言葉だと受け止めていますが、たまには酸素として認識されたいな、と思い、ここにたどり着きました。
仕事は広告関連のディレクターをしています。日々、どうすれば人の心を動かせるか考えています。そのノウハウを、このアプリでも活かせたらいいなと思っています。
ここまで読んでくださったあなたは、きっと「いいね」ボタンを押してくれる心の広い方だと信じています。
どうぞよろしくお願いいたします。